米国株上昇 2021年4月5日
日本時間の4/5も先週木曜日に引き続きダウ、ナスダック、S&P500の三種が上昇した。
先週金曜日はグッドフライデーという事もあり米株式市場は休場しており、木曜日の良い流れの腰折れになるのではないかと懸念もあった。
しかし、米三月雇用者数の大幅増加は株式市場を引き続き大いに沸き立てる結果となり、5日も上昇した。
今後はさらにワクチン接種も進み、事業の規制緩和により労働市場は急速に回復していくと予想される。
しかし、至る所で株式市場に今過熱感がある、バブルの兆候が見えると言われている。
S&P500に限って言えば、去年の時点でさまざまな金融機関の2021年の平均予想は4100ポイントと言われており、すでに1%も満たない上昇で超えようてしている。
(去年12月終値3756.1ポイント 年初来8.57%)
VIX指数も10後半を常に維持しており、コロナショック前の水準とまでは行かないものの、金融市場にかなりの楽観ムードが漂ってきた事は否めない。
FRBの金融政策、政府の財政政策によって支えられてきた株式市場だが、いつ再びブラックスワンが現れるか戦々恐々としている。